生理検査科
生理検査科紹介
生理検査室では現在検査技師7名で検査業務に従事しています。
私たちの検査内容は主に超音波検査(心臓・腹部・乳腺・血管・表在)、心電図検査や肺機能検査を中心に行っています。現在の診療治療は、問診・診察・検査情報から総合的に判断して決定されます。
検査は病気の原因を調べ、治療方式を決定する上で非常に重要です。また、治療効果の判断にも用いられてます。生理検査室では迅速かつ正確な検査データを提供できるように心がけています。
心電図検査
心電図検査
心臓から発生する電気的活動を波形に変えてあらわしています。 脈の不整、動悸、胸痛などの症状を判断するために行う検査です。

(2)検査時間は3分ほどです。
ホルター心電図
ホルター心電図
デジタル記録器に24時間心電図を記録します。
記録器は非常にかるく肌に直接装着いたします。
不整脈の種類、頻度を検査します。また、虚血性心疾患の診断にも有用です。

(2)お風呂に入ることができません、またシ-ルを貼っている所がかゆくなることがありますがご辛抱ください。
運動負荷心電図・
トレッドミル検査
運動負荷心電図・トレッドミル検査
運動しながら心電図の変化、血圧の変化をみる検査です。
労作性狭心症の診断に有用な検査です。

(2)検査時間は30分ほどです。
腹部超音波検査
腹部超音波検査
単に綺麗な画像ではなく、診断能力の高い画像を描出します。
消化器系の癌は無症状で進行し、末期状態で診断される例が少なくありません。
癌は早期発見・早期治療が不可欠であり、消化器系早期癌の診断に腹部超音波検査は微細な病変も描出でき、非常に重要な役割となる検査です。

乳房超音波検査
乳房超音波検査
最新の超音波装置を導入し、乳房超音波検査に特化した様々な機能を備えており、より小さな病変も描出することができます。
乳房超音波検査以外にもエコーガイド下針生検・エコーガイド下吸引式組織生検の補助として検査を行い、病変が良性か悪性か調べるための組織・細胞を採取します。



心臓超音波検査
心臓超音波検査
心臓超音波検査は、心房・心室の大きさ、壁の厚さや動きなどから心肥大・心拡大・心筋梗塞とその範囲などを診断します。医師・臨床検査技師が誤診・見落としをしない良好な画像を提供します。


肺機能検査
肺機能検査
ノ-ズクリップで鼻をつまみマウスピ-スを口にくわえて検査します。技師の掛け声にあわせて検査します。
(1)正確な検査デ-タを得るためには患者さまの協力が必要な検査です。
(2)検査時間は15分ほどです。

頚部超音波検査
頚部超音波検査
この検査で、全身の動脈硬化の程度を現す指標を評価できます。さらに血流波形を得ることによって頭蓋内血管や大動脈での病変の推定も可能です。
動脈硬化の程度は、血管壁第1層と第2層の内中膜複合体(IMC)の厚さを計測し、評価します。
また、頸動脈血管腔のつまりや狭小化の観察、プラークの大きさ、形状、表面・内部の状態(硬さ)などを観察し、治療方針などを検討します。
