健康診断・人間ドック
CTによる内臓脂肪測定
平成20年度から「特定健診」が始まり、検査項目に「腹囲」が追加されたことから、『メタボリックシンドローム』という言葉が一般的に使われるようになりました。メタボリックシンドロームは、腹囲が基準値を超えていることが診断の基準となりますが、その原因は脂肪の蓄積による肥満であり、肥満は大きく分けて『皮下脂肪型』と『内臓脂肪型』の2種類があります。
内臓脂肪型肥満は脂肪が身体の奥底に隠れていて外見はぜい肉としてあまり目立たないため、腹囲がメタボリックシンドロームの基準値ギリギリの場合は診断が難しいといえます。
しかし皮下脂肪よりも内臓脂肪のほうがつきやすく落としやすい脂肪であり、早期に発見して対応することで、将来生活習慣病になることを防ぐことができるのです。
当院のマルチスライスCTによる内臓脂肪測定は、わかりにくい内臓脂肪量(家庭用体脂肪計では、内臓脂肪量と皮下脂肪量を正確に測定することはできません)を測定し、「かくれ肥満」を発見します。
※測定には予約が必要です。
検査時間は5分程度です。
受診を希望される方はお電話でご予約下さい。
検査料金
CTによる内臓脂肪測定 ¥3,300 (消費税含む)
※他の健診(人間ドック等)のオプションとして受ける場合、2,200円(消費税含む)