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放射線診断部門

放射線室紹介

放射線科医師 常勤2名、非常勤1名、診療放射線技師7名、事務員1名で諸検査、診断を行っています。
また、人間ドックの検診業務や、休日の急患センターの撮影・検査等も行っています。

医師会病院という特質上、当病院がかかりつけの患者さんだけではなく、地域の各病院から紹介にてCT、MRIなどの各種検査に来院される患者さんにも、良質の画像を敏速に提供いたします。
また、沿革画像診断(ネットメディカルセンター)の協力を得て、翌日には画像診断結果をお届けいたします。

○ 放射線科では、次のような検査を行っています。
一般撮影・乳腺撮影・血管造影検査・透視検査・CT・MRI

○ 放射線室装置一覧(H27/4/1 現在)

    
装 置 メーカー 機種名
CT 東芝 Aquilion One
MRI 東芝 EXCELART Vantage
血管造影装置 SIEMENS Artis one
X線TV装置(Over Tube) 東芝 DREX-ZX80
X線TV装置(Cアーム型) 東芝 Ultimax-i
一般撮影装置 東芝 KXO-50G
乳腺撮影装置 GE Senographe Essential
乳腺生検装置 日立 MultiCare Platinum
ポータブルX線装置 日立 Sirius130HP
CT用DRYイメージャー 富士 DRYPIX 7000
MRI用DRYイメージャー 富士 DRYPIX 7000
CR 富士 FCR 5000 plus
    

CT

 

CTとは

Aquilion ONE

CTとは、「Computed Tomography」の略で、日本語で言うと、コンピュータ断層装置といいます。

患者さんにベッドに寝ていただき、X線管球(X線を出す機械)と、検出器(体を透り抜けてきたX線を受ける機械)が、体の周りを一回転して、データを収集します。
このデータをコンピュータが解析して、体の断面図(輪切の写真)を撮影する検査です。

現在では、ベッドを動かしながら、機械が連続回転することにより、短時間で広範囲の撮影が可能になりました。
当院では、最新の320列マルチスライスCTを設置しています。
この装置は、一回転が0.35秒、その一回転で最小0.5mmの厚さで、従来の装置より広い範囲の撮影が可能となり、その結果、より速く、より詳しく、より様々な検査が行えるようになりました。

また、撮影時間(X線の照射時間)の短縮、検出器の高感度化などにより、放射線の被曝量は少なくなっています。ご安心ください。

CTのイメージ図
このような、断面図が撮影できます!
頭部の画像 胸部(肺)の画像 腹部の画像
頭部 胸部(肺) 腹部
 

検査を受けられる患者様へ

当院では、CT検査は予約制になっています。(急患を除く)
予約時間の10分前までには、受付を済ませておいてください。急患によっては少々お待ちいただくことがあるかもしれませんが、あらかじめご了承ください。
ご理解とご協力をお願いします。
また、急用で来院できなくなったときや、遅れそうなときなどには、可能な限り、他の患者さんの御予約と調整をしますので、ご連絡していただけると助かります。

 

検査概要

撮影部位や目的によって異なりますが、検査時間は 5分~20分程度です。
CT検査は、X線を利用した検査です。通常のレントゲン撮影と同様に、撮影する部分にX線の透過を著しく遮ってしまう物(金属、プラスチックなど)があると、きれいな画像が撮れませんので、検査着に着替えていただきます。
ベッドに寝ていただき撮影を行いますが、必要に応じて、息を止めていただき撮影を行います。実際に息を止めてもらう時間は、5~10秒程度です。
また、胸部や腹部の検査では腕がX線を遮ってしまいますので、腕を挙げて検査を行います。ご協力をお願いします。

 

造影剤の使用について

検査の目的により、造影剤(ヨード製剤)という検査用のお薬を静脈に注射することがあります。
このお薬は分かり易くいうと、画像上、体に色が付きます。その色の付き具合で診断をするお薬になります。
大変まれではありますが、このお薬に対するアレルギー(副作用)によって、 気分が悪くなること(吐き気など)があります。
そのため、造影剤を使用する患者さんには、検査部位にかかわらず、 検査前は5時間の絶食(水分は1時間)を、お願いしています。
また、以前に造影剤に限らず、何らかのアレルギーのある方はお申出ください。ご協力をお願いします。
なお、検査中は必ず近くにスタッフがつきます。モニター、マイクもございますので、安心して検査を受けられてください。

造影剤は検査後、尿として排出されますので、水分を多めに摂るようにしましょう。

 

マルチスライスCT 臨床画像(画像処理後)

※画像をクリックすると動画が見れます。(画質は落としてあります。) 動画を見るにはFlashPlayerが必要です。ダウンロードは こちら から

頭部 血管立体像 頸部 血管立体像 腹部 血管立体像
頭部 血管立体像の画像頭部 血管立体像の画像 頸部 血管立体像の画像頸部 血管立体像の画像 腹部 血管立体像の画像腹部 血管立体像の画像
胸部 MPR 腹部 MPR 腹部 NS-VR
胸部 MPRの画像胸部 MPRの画像 腹部 MPの画像腹部 MPの画像 腹部 NS-VRの画像腹部 NS-VRの画像
下肢 血管立体像 心臓 冠動脈立体像 心臓 冠動脈MIP
下肢 血管立体像の画像下肢 血管立体像の画像 心臓 冠動脈立体像の画像心臓 冠動脈立体像の画像 心臓 冠動脈MIPの画像心臓 冠動脈MIPの画像

※こちらの心臓の検査は様々な制限がありますので、事前に循環器専門医の診断が必要です。
 必ず、当院循環器外来を受診してください。

 こちらもご覧ください。

MR

 

MRとは

 
[EXCELART Vantage Powered by Atlas (東芝)]

○最大開口径65.5cm、静音化機能(Pianissimo)の搭載により、静かで開放的な検査環境となりました。
また、フレキシブルな樹脂製コイルの採用により、圧迫感や苦痛を感じさせません。

○1.5テスラ高磁場システムマルチチャンネル受信システム、高SNR化32elements/50cmFOVにより、従来より短時間で高精細な画像診断が可能です。

MRの画像

現在、この新機種で撮影された画像の準備中です。公開まで、今しばらくお待ち下さい。(以下は、旧機種の画像です。)

○傾斜磁場能力に優れていますので、頭部でのDiffusion(拡散強調画像)/Perfusion(灌流画像)を得ることが出来ます。

MRの画像2
急性期心原性脳梗塞

○造影剤を使わずに、患者さんは寝ているだけで、頭部MRアンギオはもちろん、胸腹部など全身のMRアンギオの撮像が行えます。

MRの画像3
未破裂脳動脈瘤

○呼吸同期システムの併用により、高解像度の3次元MRCP像を得ることが出来ます。

MRの画像3
総胆管結石

○国産のため日本語対応で、操作性に優れ、放射線技師全員が夜間など緊急時の検査にも対応可能

 

検査時間

MRIの検査時間は20分~40分程度です。又、脳卒中等が疑われ、急いで検査を行わなければならない患者さんがおられる場合、検査順番が前後することがございますが何卒ご了承下さい。
当院ではMRI検査を受けられる方が大変多く完全予約制で検査を行っており、皆様、検査15分前に来院して頂いております。

 こちらもご覧ください。

血管造影検査

平成27年4月1日、最新の血管造影装置 SIEMENS社製「 Artis one 」が導入されました。

Artis one

心臓は心筋と言われる筋肉の動きによって全身に血液を送り出しています。この心筋に栄養を与えているのが冠動脈と言われる血管です。この冠動脈が閉塞すると、心筋が壊死してしまい心筋梗塞になります。また、閉塞しなくても、動脈硬化などにより血管が細くなってしまうと様々な症状を引き起こします。日本人の4人に一人が「心疾患」、「脳血管疾患」などの血管障害で死亡しているといわれており、糸島地区の循環器疾患患者の早期および、緊急処置、救命率の向上が期待されます。

心臓カテーテル検査

○心臓に大腿部や上肢の血管からカテーテルと言われる細いチューブを挿入し、冠動脈内に直接造影剤を注入して、冠動脈の狭窄の有無、程度を評価します。
○心臓内各所の血圧や心拍出量、血液中の酸素含有料などを測定し、心臓の機能の詳細を評価します。
○狭心症や心筋梗塞の確定診断を行い、血管内治療や冠動脈バイパス手術といった治療方針の決定材料となります。

Artis one の特徴

搭載されている最新型フラットエミッタ搭載X線管球は、同社従来型に比べ実効焦点サイズが約25%小さくなり、よりシャープな透視、撮影像を提供します。さらに、FPDのために最適化されたノイズ低減処理、様々な被曝低減機構を複合的に組み合わせ、世界最高水準の被曝低減技術が搭載されています。

さらに、この装置には「ハートスウィープ」という最新技術が搭載されており、複数の冠動脈を一度に撮影可能なため、被曝の低減と、造影剤の投与量を減らすことが出来ます。非常に患者にやさしい検査が可能になります。

FPDとは、その平面状の形状から、「フラットパネルディテクター」と呼ばれる検出器です。
入射したX線を直接電気信号に変換することで、信号を劣化させることがありません。
多くの信号変換が必要だった従来の検出器に比べ、より少ないX線量で、より高解像度の画像が撮影できるようになりました。

消化管造影検査

 

消化管造影検査とは

 
[DREX-ZX80 (東芝)]

バリウムを消化管粘膜面に付着させ消化管を空気で膨らませることにより、X線透視下に胃や小腸、大腸などの消化管の中を映し出し,癌やポリープ,潰瘍,その他の種々の消化管病変の発見,診断を目的に行われる検査です。

消化管造影検査画像1
消化管造影検査画像2
 

FPD搭載Ⅹ線TV装置の特徴と患者さんのメリット

  1. フィルム方式のX線TV装置と比べ被曝が低減します。
  2. FPDのため大きな視野で歪みのない撮影が可能になりました。
  3. 各部の動作スピードがUpしましたので、検査時間を短縮できます。
  4. 新型天板(ラウンドシェイプ天板)により、体位変換がより楽な検査を実現できます。
  5. 撮影された高精細画像はすぐにモニタ表示されますので、結果までの時間が短くなります。
PDF搭載Ⅹ線TV装置画像1
PDF搭載Ⅹ線TV装置画像2

外科造影検査

 

外科造影検査とは

 
[Ultimax-i (東芝)]

東芝製Cアーム型多目的透視台です。主に、ペースメーカーの埋め込みや、外科の検査に使用しています。

外科造影検査の画像

 

Cアームにより多方向からの透視、撮影が可能となり、患者さんの負担を最小限におさえつつ、目的部位を的確に確認できますので、より適切な位置へのペースメーカ埋め込みが可能になりました。
また、透視像を見ながら内視鏡や超音波を併用する等、外科の各種検査、治療を行います。

外科造影検査の画像2
外科造影検査の画像3

高速移動Cアームと柔軟な動きの起倒寝台により、多方向からの視点とスムーズな動きを実現。
最適透視画質技術、画像安定化処理技術、被曝低減技術により、低線量で高画質な画像を提供します。

外科造影検査の画像4

単純X線

 

単純X線 一般撮影

 

単純X線撮影は、一番身近な撮影検査で健康診断の胸部レントゲン撮影なども含まれます。

当院では撮影室3番で行っています。

 

単純X線撮影の画像はX線の透過量の差をイメージングプレート(IP)に写し出したものです。
IPをCR(Computed Radiography)で画像処理を行い画像として出力されます。
この単純X線撮影から骨、関節の状態、肺、腹部の様子を知ることができます。

 

CR FUJI FCR 5000

 

CR(Computed Radiography)装置はX線検出器としてイメージングプレート(IP)を使用し、IP上に蓄積されたX線画像情報を読み取り、画像処理を行いフィルムに出力します。
デジタル画像処理の効果により、診断能の高い見やすいX線画像が得られます。

単純X線画像1   単純X線画像2   単純X線3  

電子画像管理システム-PACS-

 

電子画像管理システム-PACS-

 
平成20年4月より電子画像管理システム(PACS)が稼動
 

当院では2008年4月より、スリーゼット社製電子画像管理システム(PACS)を導入いたしまいた。

 

当院のPACSシステムについて

既存システムの拡張によるPACS導入

フィルムレスに重要なことは、システムの安定性と考え、当院のPACSシステムサーバーは二重化となっています。
メインサーバーはMR操作室にバックアップサーバーは放射線事務室に設置してます。

 

メインサーバーのデータはリアルタイムにバックアップサーバーにバックアップされ、メインサーバーの障害発生時にはバックアップサーバーでの画像参照が可能となっています。

PACSシステム画像1
①メインサーバー
(MR操作室
PACSシステム画像2
②バックアップサーバー
(放射線事務室)
 

当院におけるPACS接続機器

当院における接続医療機器は次のとおりです。

①富士フィルムメディカル製FCRシステム(DICOM接続)
②東芝製 DR(DICOM接続)
③東芝製 MR(DICOM接続)
④東芝製 CT(DICOM接続)

富士フィルムメディカル製FCRシステム
①富士フィルムメディカル製
FCRシステム
東芝製 DR
②東芝製 DR
富士フィルムメディカル製FCRシステム
③東芝製 CT
東芝製 DR
④東芝製 MRI
 

当院における読影端末

読影端末は次の箇所に設定してます。

①放射線科事務室内 読影用ビューアー
 2Mカラー高精細2面モニター 1台
 2Mカラー高精細1面モニター 1台
②診察室 2Mカラー2面モニター 5台
③ナースステーション 2Mカラー2面モニター 3台
④医局 2Mカラー2面1台 
⑤OP室 2Mカラー1台 
その他、緩和ケア・患者さん説明室・ICU・会議室に設置しています。

富士フィルムメディカル製FCRシステム  東芝製 DR  
東芝製 CT   東芝製 MRI

読影ビューアーシステムについて

当院で利用しているファイリングシステムはシンプルな操作性のビューワでありながら、高機能かつレポート作成など付加価値機能も豊富です。

読影ビューアーシステム画像

 

PACS導入メリットについて

高品質なPACSを低コストで導入したため、経営面でも貢献しているだけでなく、患者さんへの説明がより詳しくスピーディーに簡単におこなえるようになりました。
これまでのフィルム配送および整理が必要なくなり、放射線科技師だけでなく看護師などスタッフの負担軽減になり、一層の患者サービスに費やすことが可能となりました。

 

今後の展開

平成20年8月からは新しい医事システムとの連携強化を図り、患者情報の一元化を行います。
また、レポートシステムの充実や内視鏡および超音波画像など生理検査画像もPACSで一元管理を考えています。